たまには海も

今週末迄は仕事で茨城県の大洗に連泊です。

何時も山、山、山なノブとしてはたまには海もいいですね。
宿は海岸がよく見え、サーフィンをしている人達や散歩している人達が眺められます。距離にして100mそこそこです。
静かな宿で波の音と、虫の音だけが聞こえる部屋でブログ書く。うーん気持ちいい。
テレビなんて見ません。

気持ちいい理由が他にも有ります。
僕一人しか泊まってないんです。独り占めです、ってこれの何処が気持ちいいんだか。
変な趣味と言うか嗜好が有って、誰も居ない所とか、廃墟とか好きなんですよ。自分だけの空間、時間。だから山で一人で入り込んで出会った景色や雰囲気が心地いい。
基本的にマイペースな人間だからこう言った環境に身を置く事が気持ちいいんだと思う。あれをしなければとか、こうでなければと言った切迫感や几帳面さが無いからやって行けるんでしょうね。これって人間失格？社会人失格？
以前真面目な出会い系サイトを閲覧してたら、女性の男性への希望として「自分に高いハードルを持ち常に磨く事を忘れずチャレンジする人」って言う様な内容が案外多かった。大体少しお年をめされたOL系の女性だった、かな？　素晴らしい！それに見合った自分をお持ちで、と感心しながら「てやんでー！」とも思った。疲れるわい！
人間上昇志向は大事です。が、過大に志向してる様に思える。その結末が金や人、社会との歪み。果ては環境の歪みじゃないだろうか。うんざりする様な内容のニュースはその現れの一つだと思うが如何だろうか？

ん？何の話？あ、海である。独り占めの旅館である。
首都圏に比べて何と過ごし易い夕暮れか！エアコンも扇風機（ノブのお気に入り）も要らない。昔ガキの頃の夏休みを彷彿とさせる晩だ。

打ち寄せる波を見て、永遠に続く海のエネルギーを、地球の息吹を感じた。
僕もいい歳だが、時には激しく、いつもは穏やかなゆったり、しかし揺るぎないエネルギーを出せるといいなと感じた海辺の夕方です。