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寒中焚き火テント野宿で「カイカン」! [気持ちいい]

 先週末、日頃休日出勤をしていた代休も使い野宿をしてきた。

「野宿してきた」と聞くと、「何を好き好んで...」と思うだろう。いいんです好き好んでますから^^;
別名「キャンプして来た」とも言うが。

当初「雪中野宿」の予定だったが、出発の土曜日の午前中を仕事に取られると言うハプニングで午後からの出発。近場で早い内から設営をしてユックリする事に。
場所は直ぐに閃いた。ロクミーやランクルミーティングでは聖地と呼ばれているB塚の側で、い〜ポイントを見つけて有る。丹沢の麓からは下道でも1時間少々。食材を現地で仕入れていざ〜。


このポイントは細かい火山礫が敷き詰められた様な場所で野宿にはもってこいだ。周りも木々で囲まれているので風も然程気にならない。人気(ひとけ)も無く静かで、空もいい塩梅に開けている。これ、案外大事。夜は星を眺めるのもいいもの。

今回のテンとは購入してもう3年だが2年ぶりだ。ジム子で二人泊は無理だからね。
そして年明け野宿で工夫が必要だと感じたロゴスのピラミッドグリルと言う焚火台。これは値段がリーズナブルなのに使い勝手と燃焼効率がいい。僕はS製もいいと思うが、重いし高い。
で、今迄は網と火が近過ぎて火力調整や燃料補給に難が有った。
アウトドアショップで相談してもいい物が無い。ネット上にも情報無し。ブログ繋がりでアドバイスを頂いたのをヒントに「燃えない、安定性がいい、安い、お手軽」をキーワードにホームセンターで物色の結果、使ったのがこれだ!


「半割レンガ」。い〜んです!これが!(BandoWagonさん助言有り難う!)
チャンと乗せておけば安定性は問題無いし、燃料補給もこのまま。大きめの薪や炭は網が乗ったままでも煉瓦をズルっと横にずらせばOK。
何がいいって、補給するとき乗っている物に気を使わず、スルッと補給出来る。この使い勝手はMac OSの様な気持ち良さを感じる。え?分からない?騙されたと思ってコレとMacを使いなさい。後悔はさせません。保証します!

ポトフに焼き肉を定番「黒霧」でやる、も〜〜〜〜〜〜〜最高!気持ちいい!外メシ、野宿万歳!幸せ感満開!
日も落ち、珈琲で今度は焚き火を楽しみ、暖を取る。ポチリポチリと話が弾む。そしてお湯を沸かして以前紹介した新兵器「ゆたんぽ」へ。寝袋では寒さに苦しまず、安眠。連れは暑くて着込んだ服を脱ぐ始末だ。

翌朝、日も上がらぬ内から起き出して火熾し。珈琲を入れる。非常〜に寒い!富士の裾野です。
テントからマット、寝袋を出して結露を干そうにも端からバリバリと凍って行く。
いいです!この厳しさ!
ポトフの残りスープでうどんを朝食にし、焚き火で暖まったら一気に片付けて出発。

今日も快晴だ!途中以前から気になっていた山中湖周辺の怪しい所をジム子で探検。国防施設に迷い込んでしまったが、そこから見る富士の雄大な姿は別世界だ。

いいよね、国税施設なんだから。むしろスポンサー様だぞこっちは!

しかし、何故このような厳冬期に野宿を楽しむのか。
人によっては「信じられない」「絶対無理」と言う方もおられる。そりゃそうだ。
こんな事を楽しんだり気持ちいいなんて言っている人間の方が普通では無いと「標準」の日本人は考える。じゃあ何故そう考えるのか。人それぞれだから。

僕の場合はこうだ。
決まりに沿って物事をやると、世間様からは外れる事は無い。むしろその方が安心だ。
例えば寒い時は暖かく寒さから身を守ってくれる環境に居る事が普通で、そのように人間は進歩(退化)してきた。でも、それにより犠牲と成った自然を楽しむ感性はそこでは得難い。小さい頃からそういった環境に居れば尚更だ。幸いな事に僕の両親は外メシやキャンプを楽しむと言う素敵な習慣を僕に刷り込んだお陰で、全く抵抗が無いどころかその素晴らしさに目覚めさせてくれた。そして自然の中(人工的な施設の無い)で時間を過ごす事も教えてくれた。と言ってもただ両親が楽しんでる中に僕が居ただけだが。又、そう言った事や環境が素晴らしい事だと気が付く事も同時に知らず知らずに教えられたんだと思う。だから、人それぞれなのだ。
不幸にしてそういった環境に育たなかった人達に「いいよ〜」と言ってもその感性の目が開く事は難しいだろう。そして何より「何もしない」事を楽しむ心のユトリが必要だ。
僕は両方を楽しむ事が出来て本当に幸せだと感謝している。だが設備や装備だけに楽しさや満足を求める事は「出来る限り」したく無いとも思っている。
理想はカウボーイだ。

ホームページ「野宿しなはれ」にもアップします。
http://web.mac.com/yamnob/iWeb/Public/C7B0030D-4968-4202-A791-42D8131C8D96.html


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Bandwagon

久し振りにお邪魔しました。

と、焚き火台、最高じゃないですか!雰囲気も実用性もあるし!
レンガで出来た隙間から火をいじることが出来そうですし、レンガの遠赤外線効果も期待できそうですね。

厳冬期の野宿、やってみないとその面白さはわからないですね。私もジムニーに乗っている頃に、焚き火でキャンプをよくしていました。最初の頃はテントも安物で、寒くて一晩中起きていたのも今では良い思い出です。

何だか急に一人旅に行きたくなってきましたよ!
by Bandwagon (2008-01-26 17:58) 

Nob

>Bandwagonさん
お久しぶりのお出で歓迎です。ブログスキンが変りましたねえ。ポップです!

こじんまりとテント、マット、寝袋、焚き火道具、酒、摘み コレだけ持ってPASSOで何処ぞに入り込んで焚き火だけキャンプでもいいんでないかな〜?
チョイキャン。
by Nob (2008-01-26 20:18) 

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